「紅葉はきれいですよねー…。」
「もみじ?ああ、紅葉ね。」


秋といえば紅葉




もう、夏は終わりに近づいていっている。そろそろ、初秋がくる。

「そっかー。もう夏も終わりかー。」
「会長、俺が言ったことですけど、仕事して下さい。」
「えー!」
「えー、じゃありません。明日まで持ち越すことになりますよ!」
「うーん。その時は、優秀なルルーシュ君に手伝ってもらおう!」
「俺は手伝いませんよ!ただでさえ、部費の事とかで忙しい時期なのに。」
「…ルルちゃん、もうちょっと見逃してくれない…?」
「駄目です。調子に乗っていつ終わるか分かりませんから。」

ミレイは、息抜きの変わりに何かをしたいと今、たった今、思いついた。

「…そうだ!」
「会長、どうしたんですか。」

ルルーシュは、嫌な予感がしながらも聞いた。

「生徒会で、紅葉祭りでもしましょう!」
「…!こんな忙しい時期に遊んでいる場合じゃありません!」

そう怒るルルーシュに、ミレイは…。

「…ルルーシュ様、たまには息抜きでもしないといけませんわ。」
「……こういう時にそうでるのは卑怯だぞ、ミレイ。」
「あら?そうですか?…たまには、休んで下さい。」
「はー…。分かった。」

ルルーシュはとうとう折れた。

かくして、後日生徒会で紅葉祭りが行われた、らしい…。
後片付けが大変だったとか…。